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高級宝飾品製造P社

ケーススタディ

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M&A目的の在庫評価

卸売業

Situation

  • 高級宝飾品製造業。品質、デザイン、ものづくりの観点から現時点では日本屈指のジュエラー。中小企業ながらも業界内での評価は高く、認知度も非常に高い。
  • 社長の事業継承が課題となっており、P社社長はM&Aによる会社譲渡を選択した。
  • アドバイザーである証券会社は企業価値算定に際して、時価純資産法を検討していた。

Solution

  • P社動産はダイヤモンドをはじめとする宝飾品であり、全資産に占める割合が大きかったことから、同社の動産を時価評価をすることが適正な企業価値算定の上での鍵となった。
  • 弊社は、同社が保有する宝飾品の公正市場価値算定業務を受託した。まず、当社が提出する在庫と売上データを分析した。その後、弊社の宝飾品専門スタッフによる実地調査において、現地で経営陣に対するヒアリング及び、在庫の詳細な確認を行い、公正市場価値を報告した。

Results

  • 弊社が動産の公正な価値を算出することで、売り手/買い手双方に納得感のある価格で、国内大手の貴金属・宝飾品卸売会社へのM&Aが実現した。大手の経営資源を基盤に、当社の事業継承問題が解決し、営業拡大も期待できる形となった。