Situation
- 被買収企業のZ社は各種金型の設計・製造を手掛ける。金型業界内における当社の業歴は長く、その地位は盤石なものがあったが、オーナー社長の事業承継が課題となっていた。
- 国内大手製造業（X社）が当社買収に名乗りを挙げたものの、機械設備の評価でZ社との意見が食い違っていた。正直なところ、X社は本件新規事業参入につき、機械設備の価値がよくわからなかった。
M&Aにおける機械設備評価
製造業
Solution
- X社はアドバイザーの証券会社を介して、買収対象となる機械設備の公正市場価値（Fair Market Value）評価を弊社が依頼を受け提示。
Results
- 弊社が対象動産の公正な価値を算出。買い手（X社）は、弊社の機械設備鑑定評価書を買収価格交渉の強力なツールとして活用した。
- X社はZ社を買収することで新規事業に参入し、事業の多角化に成功した。