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民事再生手続中の事業者に対するDIPファイナンス
小売業
Situation
- 靴メーカーのB社は民事再生手続申立を行い、スポンサー候補に支援を打診していた。
- 複数のスポンサーが興味を示したものの、スポンサーによる支援が決定するまでに資金繰りを繋がなければならない状況にあった。
- 事業再生領域では著名な法律事務所が申立代理人となっていたことはプラス材料ではあったものの、同日に破産申立を行った関連会社から引き継ぐ資産と併せても、本件ファイナンスはフル保全にはならない状況であった。
Solution
- 弊社が在庫及び売掛債権担保で期間4ヶ月、金額20百万円のABL型DIPファイナンスを実行。
- スポンサーが決定するまでは紆余曲折があったものの、スポンサーからの出資により本件ABLは返済された。
Results
- 在庫及び売掛債権を担保としたABL型DIPファイナンス。
- 融資期間中に担保アンカバーが発生する状況ではあったが、バランスシートを精査し、共益債権となる本件ファイナンスが返済される蓋然性が高いと判断。
- 案件の検討依頼から実行まで3週間と、再生会社にとって最も重要な「時間的猶予」を提供。