Situation
- 2007年、オリエンタルダイヤモンド社(ODI)は㈱ニッセンホールディングス(ニッセン)の傘下となる。2016年にニッセンがセブン&アイグループの一員となった後、事業の選択と集中の過程で、ノンコア事業であったオリエンタルダイヤモンド社の売却を検討。
- ODIは、主力事業であったルースダイヤモンド(裸石)ビジネスが年々縮小し、実態としてEBITDAはマイナスとなり、また大幅な債務超過状態に陥っていた。
- 株式価値が見込めない状況ではあったが、弊社は、保有していた棚卸資産に着目。当該棚卸資産の価値を見極めることで、買収後の事業計画に基づく資金繰りにおいて、3年間は追加的資金投入が不要であると判断。当該期間において収益の改善が十分に可能であると判断した。