トップページケーススタディ中古ブランド品 卸小売A社
更なる成長支援に向けた資本業務提携ソリューション
卸小売業
Situation
- 中古ブランド品の小売・卸売業者のA社は、2004年に中古ゲーム、書籍小売業を展開する親会社(B社)の100%出資により設立。
- A社はインバウンド需要を追い風に業績は好調に推移。一方、B社はマーケット環境の低迷により業績悪化、借入返済猶予を行う状況にあったことから、A社に対する取引銀行の評価はこの影響を受けていた。
- A社はB社からの独立を図るべく、A社CEOによるB社から全株式の買取(MBO)を検討。CEO個人の調達に限界があったことから、今後業務提携シナジーが見込まれる弊社(既存ABLレンダー)に、A社買収資金の一部出資の打診。
Solution
ストラクチャー
- B社との切り離しが図られるため、債権者保護の観点から、取引金融機関の同意が必須であった。B社は株式売却代金や遊休資産の売却代金を返済に充てることで金融機関の合意を得ることとなった。
業務提携
- 弊社はA社が取り扱う商材(ブランド品、宝飾品)についての豊富な知見やノウハウを有しているものの、A社の更なる成長に向けたサポート(商品提供や販路拡大(海外展開等)、在庫コンサル、ABL等)について、十分な検討が必要であった。
投資戦略
- 弊社は資本業務提携先として継続サポートすることで、企業価値の向上を見込む。出口戦略としては、EMBO又は自社株買いを想定。
Results
- 第三者要因(本件においては、親会社の業績低迷)により、影響を受けていた先に、その要因を取り除いて出資。
- 対象会社は弊社との業務提携による弊社の知見やノウハウを活用、更なる企業価値の向上を計画。