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水産品製造A社

ケーススタディ

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民事再生における財産評定目的の機械設備評価(法的整理)

製造業

Situation

  • 水産品製造業者A社は近年の不漁による原材料価格の高騰が原因で業績が低迷、加えて過去の設備投資に伴う借入負担が重なり、資金繰りが逼迫、民事再生手続きを申請。
  • 本件は民事再生申立代理人からの持込案件。
  • 再生計画策定に際し、A社の資産内容を正確に把握し、債権者が再生計画に対する賛否を判断する根拠となる財産評定(処分価値)が行なわれるが、本件においては機械設備を担保取得している金融機関債権者と、A社で担保価値をめぐって意見が対立。弊社に担保対象物たる機械設備の評価の依頼があった。

Solution

クライアント:事業会社

評価の目的 :民事再生手続きにおける財産評定

現地調査  :1回

価値の種類 :通常処分価値(Orderly Liquidation Value)と強制処分価値(Forced Liquidation Value)

 

Results

  • 弊社の処分価値が公正な第三者による評価として、財産評定に反映。
  • 短期間でA社は担保権者と同意することができ、再生計画案が可決、認可。