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社員インタビュー

アリ タマット | バリュエーション

ディレクター

バリュエーションチームはどういう部署ですか?

バリュエーションとは「評価」という意味で、事業会社が持っている資産の価値を査定しています。GBJが評価する対象は「動産」と呼ばれる不動産以外の様々な資産で、流通業の商品在庫、産業用の資材、製造用の機械設備といったモノです。よく評価する資産は、例えば、商品在庫ではアパレルとジュエリー、家電、日用品全般です。産業用資材では鉄鋼、自動車部品、化学薬品などで、機械設備だと半導体工場の評価もやっています。日本国内がメインですが、海外の場合もあり、本当にバリエーションに富んでいます。

お客様は主に金融機関や投資家、弁護士、会計士等ですが、事業会社自身の場合もあります。
評価依頼の目的は色々で、銀行が融資をする際や、M&A、破産、資産売却等のときに第三者視点で資産の評価をおこないます。
具体的な仕事の流れとしては、預かった資産のリストや各種資料を分析し、実際にモノを見に行ってその実態を確認し、最終的に資産の価値を見極めて評価書を作ります。スタートから評価書が出来上がるまでは大体1ヶ月位かかります。

GBJには、モノの売買経験が豊富なマーチャントと呼ばれるメンバーがいますので、実際にモノを見に行く際はマーチャントが同行し、モノの価値を見極めていきます。資料を踏まえての数値分析、評価書作成はバリュエーションチーム、最終的なモノの価値判断はマーチャントという役割分担です。
繁忙期以外なら、一人が担当しているプロジェクトは月に2、3件で、スケジューリングはチームで調整しながら行っていますので、ものすごく残業が多いというイメージではないです。お客様は全国に及び、海外の場合もあるので出張もありますが、こちらも月に2、3回位とそんなに多くはないと思います。自分の仕事をコントロールしつつ、マーチャントを始め協力をお願いするメンバーのスケジュール管理をしっかりできれば、プロジェクトの合間にお休みを取ることも十分可能です。

これまでのキャリアとGBJに入社したきっかけは何ですか?

私は、元々留学生として日本に来て大学では都市計画を学んでいました。大学院を卒業してからは外資系の不動産投資会社で投資分析業務に携わってきましたが、リーマンショックで勤務していた会社が倒産したため、業界を変えようと思っていた所、知人にGBJを紹介されたのがきっかけです。「動産」には全く知見がありませんでしたが、前職での分析スキルやコミュニケーションスキルを活かせると思い入社しました。

入社した2009年からだいぶ経ちますが、今までのスキルを活用しながら新しいスキルも身に着けることができて良かったと思っています。様々な動産についての知識も得ることが出来ましたし、エクセル等を使った分析スキルもアップしました。

コミュニケーションについては、社内はほとんど日本語ですが、海外メンバーとのやりとりで、引き続き英語も活用することが出来ています。

GBJで働いていて感じるやりがい、入社して良かったことはありますか?

色々な会社を手伝うことで役に立つことが出来、ミッション的なものを感じますし、やりがいも感じます。
お客様が評価を依頼されるのは、会社にとって大事な変革がある時だと思っています。例えば、新しい資金が必要な時、事業整理の局面、他社の資産を買いたい場合等、経済を円滑に回すためにこういったスキルが活かされているのは、GBJにとって社会的意義のあることだと感じています。
またSDGs的な意味でも、モノの循環社会の実現に貢献していると思っています。

一方自分にとってのやりがいは成長です。ちょうど今、機械設備の評価に関する国際資格の研修を受けており、難しい内容ではありますが、仕事にも活かせますし、新しいことを学べる喜びもあります。それから、仕事をしていて純粋に楽しいということもあります。十数年GBJにいますが、飽きないですね。多種多様なモノや場所を見る機会が多くあります。また、海外のグループ会社のメンバーと一緒に仕事して、国際的な評価案件に関われることも面白いと感じています。

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